知らない人と、何でも話したい。

「10月7日は何の日か知ってますか?」

「10月7日、この日を国民の祝日にしたいんです」

 

そんな切り口から声をかける。

街行く人に声をかける。

 

多くの人は、予想通り10月7日には何があったのかを知らないし、国民の祝日にしようとする意志を伝えても、すぐには中々にピンと来ない。

 

皆さんは、どうだろうか?

 

少なくとも、街行く人に声をかける中で、10月7日がどんな日であるのか、どういう日になっていくのか、ということを応えた人はいなかった。

 

勿論、だからこそ知らない人に声をかけながら、認知を広げている僕がいるのだが。

 

渋谷の街で声をかけていた。

 

「札幌から来てるんで、よく分からないです。」

「会津から来ました。頑張って下さい。」

 

都外から来ている人たちだった。

 

「・・・」

「すいません。今、待ち合わせしてるんで・・・」

 

寡黙な若者や応じる余裕がなさそうな若者。

 

「はい・・・はい。」

「はぁ。はぁ。」

「えぇ。えぇ。」

 

聞いてくれてはいるけど、よく掴めないだとか捉えどころのない状況なんだろうか?女性の方の反応。

 

色んな反応があって、色んな人たちがいたが、大体にして共通するのは、一体どうして自分が声をかけられているのかが分からないという無意識からの声も聞こえてきそう。それだけに、本当の意味ではまだ交流にまで至っていないという見方も出来る。

 

また、中には交流に応じてくれる人もいる。

交流に応じる中で意見をくれる人がいた。

 

「これ以上は休みは要らないですよ」

「もっと働くべきだと想ってるんで」

 

2人ほど、同じ様な意見。

 

「10月7日を国民の祝日にしたい」

 

それに対する反応であり意見。

とても嬉しい交流。

 

ただ、その交流にも回数や頻度は与えてもらえなかった。その方に、次の予定があったりだとか、それ以上も応じる時間や暇がないからなのか、言い放って終わったり、ある一定以上は軽くあしらわれたり・・・

 

「10月7日を国民の祝日にしたい」

「これ以上は休みは要らないですよ」

「もっと働くべきだと想ってるんで」

 

このことをキッカケに、その人たちとも枠に囚われずに色んなことを話したいと強く思った。

 

難しいことかもしれないが、

知らない人と、あり得ない様なタイミングで、

何でもかんでも自由に話しながら、

アイデアやプロジェクトが生まれるくらいまでの、

感動でクリエイティブな出会いをしたいと心を新たにした。