足早に歩く

今の時代、

この日本は、

 

一体どのくらい忙しいのだろうか?

 

足早に歩く人が多い。

目的地があるのだろう。

 

早く歩いている。

 

足早に歩いている人に声をかけるとどうなるだろうか?皆さんは予想がつくはずである。予想の通り、相手にしてはくれない。言葉のやりとりという意味では会話は成り立っている。言葉のやり取りだけで見ればキャッチボールは行われている。しかし、声をかける側としての意図や意欲までは受け取ってもらえない。

 

ここに、声をかける側の人間力が試される。

普通は、相手をしてくれないのだ。

 

足早の人たちは、目的があるから早く歩いている人が多い。しかし、その目的の大半は、人生ごととして本当に最優先にされるべき課題なのかと言われると多くの人は「違う」と言うのではなかろうか?

 

人生は、沢山の選択肢が用意されている。

幸せになり、豊かになる上で、多くの選択肢がある。

 

それは、足早の最中にも起きているのだ。

 

足早の最中に足を止めることが、人生が豊かになる選択肢だって、その可能性だって無数にある。声をかける側は、それを感じてもらえるならば嬉しいことこの上ない。

 

しかし、そうは甘くない。

この島崎の人間力もまだまだということか。

 

足早の人たちは、

やはり足早だった。

 

人生を豊かにさせる声かけを

実現したいものだ。